ホームページ制作に「WordPress」を勧められるのはなぜ?WordPressのメリットとデメリットをご紹介
現在では、何らかの事業を立ち上げる時には、Webでの集客のためにホームページを同時に公開するのが一般的です。このようなケースでは、事業立ち上げ時ですので、会社概要的なホームページをできるだけ低コストで作成したいという声が多いのですが、このような時に必ずと言って良いほど勧められるのが「WordPress(ワードプレス)」によるホームページ制作です。
ワードプレスは、もともとブログやアフィリエイトを始める時に最適と言われていたのですが、現在では中規模程度のコーポレートサイトの制作において、ワードプレスが圧倒的なシェアを誇るようになっています。それでは、ワードプレスの現在の人気は、なぜこれほどまで高くなっているのでしょうか?ホームページ制作を我々のような制作会社に相談した際には、ワードプレスを勧められることが多くなりますので、「なぜワードプレスの評価が高いのか?」を理解したうえで利用するかどうかを決めるため、この記事ではワードプレスの特徴やメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。
ワードプレスの基本概要
まずは、ワードプレスがどういったものなのか、その概要を簡単に解説しておきたいと思います。ホームページの制作を考えた時には、ワードプレスと言う名称を必ず耳にすることになると思いますので、ワードプレスとは何なのか、何をするためのツールなのか、どういった位置付けのものなのか程度は理解しておくと良いでしょう。
ワードプレスとは?
ワードプレスを簡潔に説明すると『Webサイトを構築する際に使用するソフトウェア』と言った感じになります。ホームページを制作する時には、ソースコード(HTMLやCSS)を記述していくのですが、こういったWebサイトの構築や更新などに必要な作業を『ダッシュボード』として用意しているソフトウェアになります。
通常、Webサイトを構築する時にはプログラミングやHTMLなどの専門知識が必要になるのですが、ワードプレスを利用することで、こういった知識が特にない方でも、自分で簡単にWebサイトを作ることが可能になります。現在では、個人のブロガーなどはもちろん、SpotifyやTIMEなど世界的な大企業に至るまでが、ワードプレスを利用してWebサイトの構築を行っています。
なお、Webサイトの構築を容易にしてくれるソフトウェアについては『CMS(コンテンツマネジメントシステム)』と呼ばれるのですが、ワードプレスもCMSの一種となります。そして、現存するCMSの中では世界中で最も利用されていると言われています。
オーストラリアの企業が世界中のWebサイトについて、構築方法の調査を行っています。そして、この調査によると、世界中の全Webサイトについて、なんと43%がワードプレスで構築されていて、さらにCMSのシェア率をみると、64.2%と圧倒的なシェア率を誇っているのです。ちなみに、2位に位置するCMSはShopifyなのですが、こちらの利用率は4.3%と、どれだけワードプレスが圧倒的なのかがよくわかります。(数値は2022年4月時点)
この結果からも分かるように、現在のホームページ制作事情を考えてみると、「Webサイトの構築を検討した場合、ワードプレスによる制作を候補に入れるのは当たり前!」と言った状況になっています。
データ参照:W3Techs
ワードプレスの種類について
ワードプレスについて皆さんがおさえておきたいのは、「実はワードプレスには種類が存在する」と言うことです。一般の方であれば、余り意識する事などないと思いますが、「WordPress.com」と「WordPress.org」の2つの種類が存在しています。
そして、構築するWebサイトの種類や目的によってどちらを使うべきなのかをきちんと選ばなければいけません。以下で、簡単にそれぞれの特徴を解説しておきます。
- ・「WordPress.com」について
こちらは、ワードプレスを活用したブログサービスとなります。アカウントを作成することで、すぐにブログ用のWebサイトを公開することができ、自分でサーバーを用意して、そこにワードプレスをインストールするなどの面倒な手間もなくWebサイトの立ち上げができる点がメリットです。要はアメブロなどをイメージしていただければわかりやすいですね。注意が必要なのは、「WordPress.com」の場合、使用できるプラグイン機能やサイトテーマなどに制約があるので、商用利用でWebサイトを立ち上げる場合は、運用面で不便に感じると思います。 - ・「WordPress.org」について
こちらが皆さんがイメージする、CMSとしてのワードプレスです。「WordPress.com」との違いは、プラグイン機能やサイトテーマなどに制限がなく、知識さえあれば無限にカスタマイズできるのがメリットです。ただ、サーバーを用意して、そこにワードプレスを設置、さらにセキュリティ対策など、全てを自己責任で行う必要があります。近年のレンタルサーバーであれば、ワードプレスの簡単設置機能があるので、初期設定などで特に困るケースは減っていますが、何も考えずにそういった機能が無い格安サーバーを選ぶと、ワードプレスの設置すらできない…なんてことになるケースもあるようです。
このように、ワードプレスは、どちらを利用するのかによってかなりの違いがある点を押さえておきましょう。特に「WordPress.com」については、アメブロのような無料ブログサービスのような物で、かなりの制約があり皆さんが考えているワードプレスとは全く異なるものと考えておくべきです。つまり、コーポレートサイトなど、商用利用のためのWebサイト構築の場合、「WordPress.org」にトライしなければいけません。
ワードプレスは、世界ナンバー1シェアを誇るCMSですので、ネットや書籍など、使い方に関しては膨大な情報が発信されています。したがって、初心者でもある程度のWebサイトなら構築できるはずです。
ワードプレスを利用するメリット
それではここから、ワードプレスを利用してWebサイトを構築するメリットについて解説していきましょう。上述しているように、さまざまなCMSが存在する中で、ワードプレスは世界中で圧倒的なシェア率を誇っています。当然、ここまでのシェア率を誇るということは、他のCMSには存在しないメリットがたくさんあるからなのです。
ここでは、我々のような制作会社がホームページ制作の相談を受けた際、真っ先にワードプレスをオススメする理由として、ワードプレスの代表的なメリットをご紹介していきます。
メリット1 無料で利用できる
ワードプレスの利用率がこれほどまでに高いのは、高機能なCMSなのに『無料で利用することができる』からでしょう。
ワードプレスは、無料でインストールできるのはもちろん、自社の目的に合わせていくらカスタマイズしてもワードプレスそのものに利用料金などはかかりません。ちなみに、有料のプラグインをインストールしたり、カスタマイズを外注する場合には、当然お金はかかります。ただ、これはワードプレスの利用に費用が発生しているわけではありません。
こういったことから、Web関連の知識があまりない方でも「ひとまず無料でテストサイトを作ってみて、操作に慣れたら本格的に作業をする」なんて使い方も可能です。
メリット2 専門知識が無くてもWebサイトを構築できる
本来は、一からWebサイトを構築しようと思えば、プログラミングを始めとして、さまざまな専門知識が必要となります。この理由から、企業などがサイト制作を検討した場合、我々のような制作会社に依頼するわけです。
しかし、ワードプレスでは、シンプルなインターフェースを持つダッシュボード(管理画面)が用意されていて、Webサイト制作の初心者であっても、一定程度のWebサイトであれば制作および運営することが可能です。もちろん、インターネットやパソコンに今まで一度も触れたことがない…と言う方であれば厳しいですが、一般的なネットユーザーなら特別なトレーニングなどが無くても、簡易的なコーポレートサイトまでは作れると思います。問い合わせフォームなども、無料のプラグインが充実していますので、難しくありません。
メリット3 テンプレートがたくさん用意されている
Webサイトを制作する時には、デザインなどに困るケースも多いです。実際に、プログラミングの知識はあるものの、デザインに関する知識が無いことから、見た目がどうしてもすっきりしないサイトが出来上がってしまう…なんてケースは多いです。しかし、ワードプレスの場合、膨大な数のテーマ(テンプレート)が用意されており、無料のものでもプロがデザインしているレベルのテーマも存在するのです。
そして、ワードプレスでは、こういったテーマを利用すれば、自らがコーディングなどをしなくても、綺麗なデザインやレイアウトを実現することができます。ワードプレスのテーマには、個人が利用するようなブログテーマを始めとして、企業のコーポレートサイト用テーマ、中・小規模のECサイト用テーマなどさまざまな利用用途のものが用意されています。したがって、Webサイトを作りたいけれど、デザインがちょっと…と言う方でも、見栄えの良いWebサイトを簡単に構築できるでしょう。
メリット4 今流行りのオウンドメディア構築に適している
個人が運営するブログやアフィリエイトサイトはもちろん、企業がブランディグ目的などで行うオウンドメディアを構築する場合も、ワードプレスが非常に適しています。
上述していますが、ワードプレスと言うCMSは、もともとブログ用のCMSとして広まったこともあり、ブログやアフィリエイトサイトの構築・運営に非常に適しています。デフォルトの機能で、ページの追加や削除を簡単にすることができますので、継続的なコンテンツの投稿が必要になるオウンドメディアの運営はワードプレスが最も適していると言えるでしょう。
自分でこういった機能を実現しようと思えば、htmlやcssに関する詳しい知識が無いと、公開するページの思わぬレイアウト崩れや意図しないページの消去などで戸惑ってしまうことが多くなります。
メリット5 プラグインが充実している
Webサイトの構築にワードプレスを利用する大きな利点としては、ワードプレスを取り巻くプラグインも非常に充実していることが大きいです。Webサイトは、公開して終わりなのではなく、企業によって利用用途は全く異なると思います。例えば、企業情報を公開するだけではなく、顧客からの意見を受け付けできるようなフォームや、会員専用の情報公開など、いろいろな機能を欲することがあるでしょう。
そして、Webサイトについていてほしい、さまざまな機能について、ワードプレスであればプラグインを追加することでサイトに機能を追加させることができるのです。分かりやすく例を挙げると、Webサイトに問い合わせフォームの機能が欲しいという場合、「Contact Form 7」や「MW WP Form」と呼ばれる無料のプラグインを追加すればフォーム機能を載せることが可能です。
ワードプレスを利用しない場合、こういった機能については、それぞれの機能に関する専門知識が必要になり、機能を載せるためには構築のための費用がどんどん加算されて行ってしまいます。それがワードプレスの場合、専門知識など必要もなく、簡単に実現することができるのが大きなメリットです。
ただ、プラグインの利用はデメリットになってしまうケースもあるので、その部分は後述します。
メリット6 世界中に開発者・利用者がいる
ワードプレスは、世界中で多くの人に利用されているという点がそもそものメリットです。こういった無料のCMSは、自分でWebサイトの構築にトライできる点が大きな利点になるのですが、実際に取り組んでみると、さまざまな面で疑問が沸き上がってしまうことでしょう。
そして、ワードプレスの場合、そういった疑問が出てきたときには、ネット検索すれば、大概の疑問を解決することができます。と言うのも、ワードプレスは、世界ナンバー1のシェア率を誇るCMSですので、同じような疑問を抱えてしまう方は多いのです。そして、過去に同じ疑問を抱え、解決した体験談などの情報を公開している方も多く、調べてみるとすぐにたくさんの情報を見つけることができるのです。
また、利用者が非常に多いので、現在でも「より使いやすく」「より高機能な」CMSになるよう開発が進んでいます。このように、ワードプレスを取り巻く環境に、多くの利用者がいるということはそれだけでメリットになります。
メリット7 SEOに適した作りになっている
Webサイトを構築したとしても、見てもらえなければ意味がありません。そのため、商用目的のWebサイトなら、何らかの方法で上位表示を目指すことになります。そして、Webサイトの上位表示のための対策がSEO対策と呼ばれます。
ワードプレスについて少し調べてみればわかりますが、しばしば「ワードプレスはSEOに強い、SEOに有利」などと言う情報を見かけるはずです。ちなみに、この情報に関しては、Googleの内部の人間も認めるような発言をしています。
Googleでスパム対策チームのリーダーを務めるマット・カッツ(Matt Cutts)氏は、過去に以下のような発言をしています。
WordPressが「最適な選択」であり、「SEOの80~90%を処理している」
引用データ
上記のように、ワードプレスが現在のSEO対策に適した構造になっていることを明言しています。ただ注意しておきたいのは、「ワードプレスを使っている」ことがSEO上重要なのではなく、ワードプレスはSEOに適した構造にしやすいというだけです。つまり、ワードプレスを使ってWebサイトを構築する場合でも、Googleのガイドラインなどを無視した構造にしてしまうと、SEOの効果など全く得られませんよ。
ワードプレスのデメリット
それでは次に、ワードプレスに存在するデメリット面についてもご紹介していきます。ここまでの説明を見れば、Webサイトを構築しようと考えた時には、ワードプレス一択だな…と考えてしまう方が多いと思います。もちろん、通常のコーポレートサイト程度であれば、ワードプレスを利用しておけば間違いないと思うのですが、いくつか注意しておきたいポイントもあるので、以下でご紹介しておきましょう。
デメリット1 無料なのは「ワードプレスの利用」だけ
これはデメリットと言うよりは、勘違いしないようにしてほしい注意点です。上述しているように、「ワードプレスは無料で使える」という点が大きなメリットなのですが、「無料でWebサイトを構築・運営できる」と言う意味ではないのです。
どういうことかと言うと、企業が運営するWebサイトについては、独自ドメインを使ったり、ホームページを置いておくためのサーバー費用などが掛かってきます。単なるブログであれば、アメブロなどを利用すれば無料なのですが、ワードプレスでブログを構築する場合、ドメインやサーバー費用がかかると考えておきましょう。他にも、コーディングなどを外注する場合には、制作費用がかかりますし、有料プラグインを使う場合も費用が発生します。
つまり、ワードプレスを利用しようが、Webサイトの構築にはそれなりのコストがかかると考えておきましょう。
デメリット2 不明点があれば自分で解決しなければならない
これは、我々のような制作会社にWebサイトの制作を依頼するのではなく、ワードプレスを用いて自分でサイト制作する時のデメリットです。何度も言っているように、ワードプレスは、オープンソースのCMSで、ワードプレスそのものを利用するのには費用がかかりません。しかしその一方、実際にWebサイトの構築を行っていく時、何らかの疑問が生じたり、トラブルが発生したとしても誰のサポートも受けられないという意味でもあるのです。
例えば、有料のホームページ制作システムなどであれば、利用者専用のサポートデスクなどが設けられているので、何らかの疑問やトラブルが発生したとしても、電話やメールなどでサポートしてもらうことが可能です。しかしワードプレスを利用する場合、当然、無料のCMSですので、そのようなサポートデスクなどが設けられるわけはなく、何のサポートも受けられないという点がデメリットです。
メリットの部分では、素人の方でも無料で比較的簡単にWebサイトの構築ができると紹介していますが、少し複雑な機能を搭載したいとなれば、そのやり方を自分で調べていかなければいけません。また、失敗してホームページのレイアウトが崩れたりしても、何が原因かを自分で突き止め、対処しなければならないのです。
もちろん、ネット上にはさまざまなワードプレスの使い方などの情報が掲載されていますが、自分にとって必要な情報を的確に検索できる能力が無いと、逆に情報が多すぎてたどり着けない…なんてケースも多いようです。このように、疑問やトラブルについて自分の力で解決しなければならない点は、大きなデメリットと考えられるのではないでしょうか。
デメリット3 商用サイトなら専門知識が必要
ワードプレスを利用すれば、無料で専門知識などが無い人でもWebサイトの構築が可能だと紹介していますね。しかし、これはあくまでも、個人利用のアフィリエイトサイトなど、複雑な機能などを必要とせず、デザインなどにもあまりこだわらないサイトに限ります。
これが、一般企業のコーポレートサイトの制作などになると、Webサイト周りの知識が何もないという場合、まともなサイトが出来上がらない…と考えておいた方が良いでしょう。コーポレートサイトの場合、レイアウトやデザインにこだわりたいはずですし、個人用のブログなどでは必要としないような機能を搭載したいと考えるケースがほとんどだと思います。
ワードプレスは、Webサイトの大枠部分までは簡単にできますが、そこから細かなデザイン・レイアウトの調整を行ったり、個別ページの制作を行う場合、HTMLやCSS、PHPなどのプログラミング言語の知識が必要となります。つまり、専門知識が全くないという素人の方であれば、商用サイトの制作までは難しいと考えておいた方が良いでしょう。
デメリット4 悪意のある攻撃を受けやすい
ワードプレスは、CMSの中でも圧倒的なシェアを誇っていますので、ハッカーなどの悪意のある攻撃を受けやすい点がデメリットです。もちろん、ワードプレス側も頻繁に更新を行うなど、セキュリティ対策はしっかりと行っているのですが、利用者が非常に多いCMSですので、対策が間に合わないくらいの攻撃を受ける可能性があると考えてください。
上述したように、webサイトのセキュリティ対策は自己責任で行わなければならないので、継続的に対策を行わなければいけないと考えておきましょう。
デメリット5 エラーのリスクが高い
ワードプレスのデメリットとしては、オープンソースであることから、バグやエラーの危険性がどうしても高くなってしまう…と言う問題があります。
ワードプレスでWebサイトを構築する場合、必要な機能を持たせるためにプラグインをインストールすることになるのですが、このプラグインが原因でエラーやバグが発生するケースが多いです。例えば、ワードプレスは、定期的にバージョンアップがなされるのですが、大きなバージョンアップがあった際に、プラグインが新しいバージョンに適応しない…なんてケースも珍しくありません。そのような場合、Webサイトのレイアウトが崩れてしまったり、エラーが表示されてしまったりすることがあります。このようなエラーは互換性などと呼ばれるのですが、プラグインをたくさん使用すると、互換性エラーが発生してしまうリスクが高くなります。
ワードプレスは、利用者側にはどうすることもできないエラーやバグなどのリスクは常について回りますので、その点は注意してください。
まとめ
今回は、Webサイト制作用のソフトウェアとして、世界中で圧倒的なシェアを誇るワードプレスの基礎知識について解説してきました。この記事でご紹介したように、ワードプレスはさまざまなメリットが存在するCMSですので、現在のホームページ制作業界では、必ず耳にすることになると思います。また、中・小規模のWebサイトであれば、商用目的だとしても、基本的にワードプレスを採用して問題ないと考えても良いでしょう。
ただ、盲目的に「Webサイトの制作はワードプレスで良い!」と判断するのではなく、ワードプレスが持つ危険性やリスクについてもきちんと押さえておかなければならないと考えてください。特に、更新頻度が非常に速いCMSですので、ちょっと管理を怠ると、ホームページがエラーだらけになってしまう…なんてこともあるので、知らないうちに顧客からの信用を損なってしまう恐れがあります。
なお、ワードプレスは、Web関連の専門知識があまりない初心者の方でも簡単に使えると解説されているケースが多いです。ただ、実際に完全な初心者が使ってみると、そこまで簡単に使えるようなものではないので、その点は理解しておきましょう。個人的には、商用目的のコーポレートサイトなどであれば、運用面などのサポート面を考えると、制作会社に依頼するのが良いと思います。