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WEBサイトのリニューアルを検討すべきタイミングっていつ?

今の時代、インターネットからの集客が非常に重要になっていますので、多くの企業がwebサイトを開設していることでしょう。また、長引く新型コロナウイルス問題のこともあり、対面での商売をメインとしていたような店舗様も、ECサイトなどを開設するなど、非対面型サービスへの移行が急速に進んでいます。

このように、現在では、インターネット上に何らかの情報を発信するためのツールとしてwebサイトの重要性がどんどん高くなっています。それでは、実際にwebサイトを開設するとなった場合、何を考えておかなければならないのでしょうか?基本的には、「HPは見てもらえないと意味がないから!」とSEO対策のことを検討したり、通販サイトの場合は注文が入った時にスムーズな対処ができるようバックアップ体制を整えておくことなどを意識すると思います。

しかし実は、企業がwebサイトで情報発信や集客を行うと決めた場合、「それなりの頻度でwebサイトのリニューアルが必要になる!」と言うことを頭に入れておかなければならないのです。と言うのも、現在のwebサイトを取り巻く環境は、本当に驚くようなスピードでさまざまな技術が進化しており、webサイトを作って3年程度経過しただけでも『時代遅れ』になってしまうケースもあるほどなのです。そして、時代についていけていないwebサイトは、集客の役に立たないどころか、「顧客からの信用を失ってしまう要因になる」と考えなければならないのです。

そこでこの記事では、企業がwebサイトのリニューアルを検討すべきタイミングについて簡単に解説しておきます。

webサイトのリニューアルを検討すべきタイミングについて

それでは、webサイトのリニューアルを検討すべきタイミングについて考えていきましょう。今の時代、多くの顧客はインターネットを利用して自分の要望にあう店舗やサービスを検索するようになっているわけですので、webサイトは企業にとっての最初の入口となる部分と考えなければいけません。

webサイトは「見てもらえなければ意味がない」ことから、デザインよりもSEO対策が重要と言われるのですが、それでも見るからに時代遅れなデザインをしていたのでは、サービスや商品の詳細まで見てもらえる可能性が低下してしまいます。つまり、webサイトは「デザインを無視しても良い!」と言うわけではなく、常に訪問者に「魅力的だ」と思ってもらえるような状態を保っておくのは最低限の条件になるのです。SEO対策をうんぬんかんぬん言えるのはその最低限ができているwebサイトのみと考えてください。

ここでは、「そろそろwebサイトをリニューアルしないと…」と考えるべきタイミングをいくつかご紹介していきます。

①デザインが陳腐化している

まず一つ目のリニューアルタイミングが『デザインの陳腐化』です。なんでもネット検索が入口となる近年では、webサイトは正に企業の顔と言っても過言ではありません。

それなのに、競合他社のwebサイトと比較して、明らかにデザインが古くて陳腐だと感じられる場合、リニューアルのタイミングを考えるべきです。なぜならなら、多くの利用者にとって、webサイトのデザインの良し悪しはサイトから受けるイメージに大きな影響を与えるものとなっているからです。実際に、同じようなサービス内容が記載されていた場合、デザインが古く陳腐に感じるサイトと、今どきの綺麗なデザインであれば、より優れたデザイン性を持つサイトから問い合わせしてみようと考えるのではないでしょうか?

webサイトは、今や単なる情報発信のためにだけあるのではなく、企業の第一印象を決める非常に重要な顔の役割を持っています。そのため、「営業面」だけでなく「採用」や「株主」に対しても大きな影響力を持つようになっていますので、「webサイトで企業が判断される時代なのだ!」と言うことは念頭に置いておいた方が良いでしょう。

②情報発信に難があるサイトはリニューアルすべき

近年では、一般的なコーポレートサイトの場合、ワードプレスを利用してサイト制作を進めます。そのため、出来上がったwebサイトについては、情報発信を難しく感じるようなことはないでしょう。

しかし、一昔前までのwebサイトであれば、サイト内の情報を変更したい、何らかの情報発信をしたいと思っても、自社で対応することができず、いちいち制作会社に依頼しなければならない状態であることも多いのです。当然、このような状況だと、情報発信のタイミングが遅れてしまったり、間違った情報を一時的に公開してしまっているという良くないwebサイトになってしまいます。

スマホやタブレットなどが普及した現在では、いつでもどこからでも企業のwebサイトに訪問できるような状況です。逆に企業から考えれば、いつ何時、自社のwebサイトが閲覧されても良いようにしなければならず、まさに「webサイト=企業そのもの」と認識すべき時代なのです。どれだけ良い商品を持っている、良いサービスを展開している、手厚い社員サポートを行っていたとしても、それがwebサイトに掲載されていない、もしくは顧客に伝わっていないのであれば、「やっていない」と判断されてしまう時代です。
特に、情報発信を適切に行えないという状況は、採用活動で大きなデメリットになる可能性があるので、「やりたい!」と思った時に情報発信ができない状態なら、リニューアルすべきと考えましょう。

③利用者の環境についていけていない

企業のwebサイトは、自己満足で運営してはいけません。あくまでも、自社の顧客、つまりはユーザーにとって「使いやすい」「見やすい」状態でなければ意味がないのです。

例えば、近年では、webサイトへの訪問者は、PCよりもスマートフォン利用者の方が圧倒的に多くなっていると言われています。このような消費者動向の変化があるにもかかわらず、サイト側がその対応ができていない場合も少なくありませんよね。Googleでは、モバイルフレンドリーなどと称し、スマホ対応がなされていない場合、上位化されないような対処がなされているにもかかわらず、いまだにスマホ対応されていないコーポレートサイトは多いです。

上述したように、webサイトは企業そのものと判断されるような時代なのに、ユーザーが閲覧しやすくなるように…と言った気遣いすらしていないサイトはどう思われるでしょうか?最悪の場合、「顧客のことをないがしろに考える企業なのだ…」と会社そのものに悪印象を持たれてしまう恐れまであるでしょう。

④webサイトの機能が古くなった

ユーザーの閲覧環境は、何も「サイトにアクセスするための機器」だけにとどまりません。皆さんがインターネットにアクセスする際には、「GoogleChrome」や「safari」「Edge」と呼ばれるインターネットブラウザを利用します。そして、これらのソフトに関しても、日々進化しており、インターネットブラウザのバージョン更新によって、webサイトのレイアウトが崩れてしまう…なんてことも珍しくないのです。他にも、特定のブラウザでは、webサイト内に仕込まれているシステムが正常に動作せず、ユーザーに迷惑をかけてしまうと言ったことも少なくありません。正直な話、こういった事象については、サイト側はどうすることもできないので、改修を避けられない…と考えてください。

分かりやすい例でいえば、数年前までは、サイトの見栄えが良くなると言われ、多くの企業がデザインにFlashを取り入れていたのですが、ブラウザ側がFlashのサポートを停止してしまったため、閲覧できないようになったのです。実際に、Flashが閲覧できなくなった前後では、多くの企業がwebサイトのリニューアルに踏み切っていました。

⑤SSL化されていないサイト

これは、リニューアルを必ずしなければならないタイミングではありません。ただ、リニューアルまではしなくても、SSL化に関しては、必ずしなければならないと考えてください。

SSLは「Secure Sockets Layer」の略語で、インターネット上の通信を暗号化する技術となります。そして、SSL化されているサイトとそうでないものを見分けるためには、webサイトのURLをチェックすればすぐわかるようになっています。従来のwebサイトは「http://」からURLがスタートしていたのですが、この部分が「https://」ではじまるものが、SSL対応がなされているという証拠です。

SSL化に関しては、webサイトやユーザーのセキュリティ強化がされるというメリットがあるのですが、実はそれだけを狙っての物ではありません。と言うのも、検索エンジン大手のGoogleでは、「常時SSL化されたWebサイトを検索結果のランキングで優遇する」と公表しており、これは逆をかえすと、SSL化されていないサイトは上位化できなくなるという意味です。また、2018年7月以降、Google Chromeを利用して、webサイトにアクセスした際、SSL化されていないサイトは「保護されていません」と言った警告がURL欄に表示されるようになっていますので、安全を気にするユーザーの離脱率が著しく高くなってしまうでしょう。

現状、SSL化されていない状況であれば、早急にSSL化に動かなければならないのですが、こういったタイミングで同時にリニューアルを進める企業も多いです。

⑥webサイトの構成が複雑化してきた

コーポレートサイトの中には、公開から時間が経過して、その間に事業の拡大や新規事業の開始などがあり、後から掲載情報を付け加えていったことで、コンテンツの構成が複雑化してしまうというケースが少なくありません。

このような状況になってしまうと、webサイトに訪問したユーザーは、自分が求める情報がどこにあるのか分かりづらくなってしまうことから、目的を達成する以前に離脱して、他のサイトに訪問してしまうようになります。当然、このような状況になってしまうと、企業にとっては機会損失になってしまいます。

本来は、情報を追加する時にきちんとwebサイトの使い勝手まで考えて設計すべきなのですが、使いにくい状況にまで至ってしまった場合は、リニューアルを検討すべきです。複雑化したコンテンツを整理して、サイトが使いやすくなるようにUI/UX設計を見直すと良いでしょう。

⑦コンバージョンが減少してきた

どのようなwebサイトでも、ユーザーの最終的な行動を目的として、コンバージョンを計測していると思います。コーポレートサイトであれば、資料請求や問い合わせの数、ECサイトの場合であれば売上になるのですが、これらが減少を続けているというのであれば、リニューアルのサインと考えましょう。

webサイトは、公開後、年数が経過するにつれて指標の数値がピークを迎え、頭打ちになったり、減少していくようになります。当然、企業としても新たなコンテンツを追加するなどと言った方法で、さらなる成果を目指すのですが、どのような対処を行っても、コンバージョンが減少を続ける場合、リニューアルを検討すべきです。
なお、コンバージョンの減少を起因とするリニューアルの場合、上述したようなサイトのユーザビリティに問題があるのか、はたまたサービス・商品の内容が競合他社に負けていないかはチェックしておきましょう。後者が理由の場合、webサイトをリニューアルしただけではコンバージョンの回復が難しいと考えられます。

まとめ

今回は、企業にとって非常に重要な役割を持つようになってきたwebサイトについて、webサイトのリニューアルを検討すべきタイミングについて解説してきました。この記事でご紹介したように、企業のwebサイトと言うものは、さまざまな理由でリニューアルせざるを得ない時期が必ずやってくると考えておかなければいけません。

そもそも、webサイトと言うものは、最新の企業の情報を発信するためのものです。そして企業の情報と言うのは、何も事業内容のようなニュースだけでなく、企業イメージについてもきちんと発信しているというイメージを持っておかなければいけません。webサイトに訪問したユーザーと言うのは、企業の実態ではなくサイトだけを見ているわけですので、そのサイトが古く感じれば企業そのものも「古い体質なのかな?」と言うイメージを与えてしまうかもしれません。

webサイトは、「持っていれば良い」と考える方が多く、リニューアルの必要性を指摘しても「情報発信はできているし、このままでも良いのでは?」と考えるオーナー様は多いです。しかし、著しくデザインが古い、ユーザーの機器に対応できていないなどとなると、ユーザーに悪印象を与えてしまい、「webサイトを持っていることがデメリットになってしまう…」と言う状況になるのです。
今の時代、webサイトは持っていて当たり前ですが、時代についていけていないサイトであれば、正直「ない方が顧客から悪印象をうけないだけまし」と言える可能性すらあると考えておきましょう。

なお、一般的には、3年ごとにwebサイトのリニューアルを検討するのがベストと言われていますので、「そろそろリニューアルが必要かな?」とお考えの方がいればお気軽にお問い合わせください。

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スタッフK

WEB業界15年以上
大小含めて15000以上のキーワードを得意のライティングでトップページに押し上げてきました。

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